Fanfiction

内容はファンタジー+恋愛が多数。
大体オリジナルシナリオでオリキャラ×キャラ。
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第6話

「それでは、報告を聞かせてもらえますか? まず、依頼自体はどうなりました?」 あの後。 間一髪のところで異界を飛び出ることが出来た私とマリアは情けなくも地べたに座り込み、ただただ息を整えることしか出来なかった。そして今は様子を見に来たユウナ…

第5話

 異界のさらに奥地へ足を踏み入れるが先ほどの情報どおり中の警備は手薄で、すぐに儀式を取り行っている場所へたどり着くことが出来た。儀式自体はもう始まっているようで、何かを唱えている声が届いてきている。 儀式の妨害も依頼内容であり、相手側はこち…

第4話

 さらりとした、首元にまで伸びる銀髪。前髪は目にかかるかかからないかにまで伸ばされている。赤を基調としたロングコートが何よりも特徴的で、タイトな黒のアンダーシャツと赤のレザーベスト、そしてズボンすらも赤色だというのに、それが良く似合っている…

第3話

 ──ダイナたちを見送った後の妖精郷にて。「あの二人、大丈夫でしょうか。うまく戻ってきてくれると良いのですが……」「ユウナはあの二人のこと、結構気に入ってるッスよね」「真面目に仕事をこなすフリーランス、さらに裏切りの心配も無い。……こんな人…

第2話

 妖精郷から連絡を受けて一時間かかるかどうか。帝都某所の裏路地を手順通りに曲がっていけば、開けた場所に出ることができる。「到着」「あ、ダイナだ! こっちこっち、王様と女王様が呼んでるよっ!」 私の姿を見つけた1匹の≪妖精≫ピクシーが、こちら…